リクガメは下記のように分けることができます。
乾燥タイプ(湿度40%~50%)
ケヅメリクガメ
ヒョウモンガメ
やや乾燥タイプ(湿度40%~60%)
ヘルマンリクガメ
ロシアリクガメ
ギリシャリガメ
アルダブラゾウガメ
パンケーキリクガメ
多湿タイプ(湿度50%~80%)
インドホシガメ
アカアシガメ
エロンガータリクガメ
ベルセオレガメ
初心者が飼育しやすいリクガメTOP3のヘルマンリクガメ、ロシアリクガメ、ギリシャリクガメはいずれもチチュウカイリクガメ属のやや乾燥タイプになり、甲長は20センチ程に成長します。ペットショップなどでも見かけるロシアリクガメは正式にはホルスフィールドリクガメといいます。またやや乾燥タイプのリクガメは日本の気候にマッチしていて6月~10月頃まではそれほど温度には気をつけなくても大丈夫です。湿度に関しては、湿度計で毎日確認しつつ、霧吹きしたり、通気性を確保したりして対応しましょう。水容器は湿度調整のためにも必ず置くようにしましょう。床材は吸水性と脱水効果のあるヤシガラが適しており我が家でも使用しています。
よっしーを飼う前に色々調べていた時に我が家で候補に挙がったのが、ケヅメリクガメ・インドホシガメ・パンケーキリクガメ・ヘルマンリクガメ・ギリシャリクガメ・ロシアリクガメです。
明るい性格で活発なケヅメリクガメは大きくなりすぎるので断念。実際に成体を見て「これは飼えん」と思いました。放射状の美しい模様とこんもり高い甲羅のインドホシガメは、幼体も見ましたがめちゃくちゃ可愛いかったです。小さいのにすでに模様と形が出来上がってて、嫁とテンション上がりまくったんですが・・・見るからに湿度の高い多湿タイプの水槽を目の当たりにして、我々素人にはなかなか大変なんじゃないのかなと感じました。私はパンケーキリクガメは飼ってみたいと思いましたね~。飼育難易度も低くやや乾燥タイプで甲羅は柔らかく指で押すとへこむそうな。THEリクガメって感じでは全くないし、嫁との意見の兼ね合いもあるので断念。
結局ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメ、ロシアリクガメから選ぶことになり、手に乗せてもらったよっしーを飼うことになるのですが、独断と偏見で言わせていただくと、甲羅の模様はヘルマンリクガメが一番美しいと思います。幼体と成体で模様の印象がかなり変わるので、購入を検討しているリクガメの幼体と成体の画像をネットで事前に見ておくのもいいかもしれません。
甲長8センチ時のよっしー
甲長13センチ時のよっしー
そして微々たる差だとは思うのですが、私なりに調べた印象によると、体が丈夫なのはヘルマンリクガメ・ギリシャリクガメ。人によくなれるのがギリシャリクガメ・ロシアリクガメ。甲長、飼いやすさ、値段に大差なし。もう個体差の方が大きいレベルかもしれませんね。お店で最初に手に乗せさせてもらったリクガメを飼ってしまう可能性は高いのでご注意を~(笑)